ふと思い出したことがあります。中学校時代の美術の時間で【好きな本の表紙と背表紙を自分でデザインして描く】ってことがあったんです。当時は深く考えないで、その時好きだったホラー小説を選んでなんとなく怖い雰囲気で製作していたんですけど…大人になった今考えるとなんて面白くてタメになる授業だったのだろう!って。
どうしたらその作品の良さや雰囲気が伝わるか、絵は?色は?字体は…?本屋さんでも図書館でも棚に並べられた状態から手に取る時って背表紙で目がとまって手に取ることありますもんね。ただ想像力が培われるだけじゃなくもっと深い部分まで考える力が身につきそうな面白い授業でした。この授業で目覚めた人は将来デザイナーになりたいとか思うかもしれませんね。
読書感想画や感想文といった宿題もありましたが、子供には「宿題」というだけで心が重くなってしまって…今だったらちょっと面白そうかも?なんて思えたり。「こんなのが将来何の役に立つんだ」ってきっと子供の頃は誰しもが思うことでしょうが、それと同じくらい大人になってもう少しちゃんと学んでおけば良かったなって思う人もいると思います。英語も、歴史も、国語も、もっと勉強しておけば良かったな。今からでも学びたい気持ちです。