最近になってわかりました

以前、読んだ小説の中に車が大好きな女性が登場しました。とにかく、新しい車が発売されると血が騒ぐと話してしました。乗ってみたくて仕方なくて、とにかく買う気がないのに試乗会に出かけるんです。私も車を運転するのは嫌いじゃないけど、その小説を読んだときには、彼女の気持ちがわかるようなわからないような……といった感じでした。でも、なんだか最近になって、なんとなくその気持ちがわかるようになったんです。テレビのCMを見ていたら、「乗ってみたい!」って思っている自分がいることに気づいたんです。いつの間にそんなことを思うようになったんでしょう。どこかで展示してある車を見かけたら、もう乗りたい衝動がハンパないんです。その気持ちは自分の所有物にしたいというより、純粋に運転してみたいって思うだけなんです。別にスピードを出したいわけでも、サーキットレースに参加したいわけでもないです。普通にドライブしてみたいだけなんですよね。私、あの小説の女性の心境に少し近づいちゃったのかもしれません。こういう気持ちを充たすのって、どうしたらいいんでしょうね。『レンタカーを借りて乗る』とか、でしょうか。普段レンタカーなんて借りないけど、最近はすごく安く借りられるみたいだから、これって趣味になりそう。なんだかワクワクしてきました。

宇宙ってワクワク

時々、新たな惑星が見つかったとか、地球以外の星にも生命の存在の可能性があるとNASAが発表したというニュースを耳にします。そんな話題には本当にワクワクしてしまいます。私は子供の頃から宇宙にはすごく関心があります。と言っても、学問の方は全く苦手なんですけどね。どちらかというと、ファンタジーの世界です。小さい頃から宇宙からやって来た人が地球で主人公と出会うというような物語が大好きでした。今でもタイムリープするものや宇宙にまつわる小説は面白くて夢中になってしまいます。宇宙はあんなに広いんだから、私たちが知らないところ、地球以外にも生命はいるはずだと思いますしね。それは夢だと言われたこともありますけど、夢でもなんでもいいから、信じてるんです。
実は中学生のときに、同級生のひとりの男子のことを、本当は地球に紛れている宇宙人なんじゃないかって思っていたんです。いえ、今でも半分くらいの確率でそんな風に思っています。これは、ものすごく失礼なお話かもしれないので、もちろん当時も今も家族以外には発表はしていません。そして、他人がこの話を聞いたのなら、空想少女だった私が小説の世界と現実の世界を混同していたに違いないと言われることはわかっています。でも、真実はわかりません。そして、NASAの発表のたびに心が踊るのは、今も昔も変わっていません。