この前、読んだ記事は本当に納得できるものでした。そこに書いてあることを読んで初めて気づいたこともありました。その記事の著者は『書店』について述べていました。そもそも本というものは他の商品のように買う場所によって値段が異なるものではないと。どこで買ってもその値段は同じなんです。今までそれを意識したことがありませんでした。当たり前だったから。けど、確かに他の物とはそこは異なる点です。じゃあ、同じ価格の物を購入するなら、お客さんは何を比較して行くのか。まずは在庫です。せっかく足を運んでも目的の本がなければガッカリします。この気持ちって、私も経験があるからすごくよくわかります。だから、どうしても在庫の多い大型店舗に人は集まるようになるんです。でも、それじゃあ、個人のお店はやっていけないということになってしまいます。けど、実際にはそうじゃないらしいんです。在庫だけで考えれば、オンラインで買うこともできます。今、大事なのは、本だけでなく『そこに行く理由』を売ることなんだそうです。そこに足を運ぶことのワクワク感です。その感情や体験を売ることが選ばれる書店になることなんです。わかります。今、多くの書店では、トークショーやサイン会を開催したり、のんびり本を読める空間やカフェを併設したりと独自の展開をしていますよね。もちろん、ラインナップにもこだわりがあるんだと思います。今まさに『量より質』がポイントになってるんだと思います。でも、これって素敵です。絶対にワクワクしてきますもの。
月別アーカイブ: 2018年12月
香りに垣根がなくなる
好きな香りを纏うととても気分が上がります。仕事はもちろん、何をするにもやる気が出てきます。そして、他人の場合はそれで印象がずいぶん変わりますよね。それに、最も記憶に残るアイテムだと私は思っています。道行く人とすれ違ったときにフっと流れてきた香りにいつかの誰かを思い出したり。小説の中にだって、そんな場面があれば、すごく心に残ります。
先日、そんな風に人の印象に大きな影響を与える香水についてのコラムを読みました。そこには、最近、男女の垣根がなくなってきているということが書いてありました。以前なら男性は柑橘系やクールな印象の物で、女性はフローラルな物がほとんどだったと思います。けど、最近は男性用でもフローラル系が結構あるらしいんです。それは癒しの効果があるからなんだとか。そういえば、最近の柔軟剤ってすごく香るものが多いですよね。一日中いい匂いに包まれるなんて宣伝していますもの。けど、フローラルなものが多いから感じていたんですよね、私。そんな柔軟剤を使っていたら、フローラルな男性が増えるなって。その影響があるのかもしれません。男性だから女性だからって分けなくなったのは。要するに、好きな香りを身に着けていると自分自身が気分がいいんだから、それでいいんですよね。逆にクールな印象の物を使う女性は以前からいたわけですし。男女の垣根がなくなって、自由になったってことですよね。うん、悪くないです!
便利グッズの発想
雑誌には時々、色んな便利グッズが載っています。それを見ていたら、あれも欲しい、これも欲しいって思ってしまいます。けど、感心するのはその発想です。あったら便利なものを考えた人が凄いなって思うんです。
先日、雑誌で見かけたのはキャリーケースなんだけど、それを見てビックリ。中が棚になってるんですもの。洋服や小物を棚に収納する形でそのままキャリーケースに入れることができるんです。中身が一目瞭然です。取り出すのも楽だし、その都度、中がぐちゃぐちゃにもありません。それは、実際に自分が旅をするときにどうすれば便利かを追及して、試行錯誤しながら自作したって書いてありました。そして、最終的にその形に行きついたんだそうです。それが商品になってるところが素晴らしいです。
でも、主婦や子供でも毎日の生活から思いついたことが特許を取って大ヒット商品になってるということも何かで読んだことがあります。お店に並んでいる物が『これは私が考えた物』なんてカッコいいですよね。私も何か考えられたらなって思っちゃいます。子供の時には夏休みの宿題に、発明展に出品できるような何かを作るっていうのがあったようにも思うけど、考え付いたことがありませんでした。詩を書いたり、文章を作ったりだと頭に浮かんでくるのに、そういうことは浮かんでこないんですよね。発明って憧れるけど、頭の構造が違うのかなぁ。