この前、『学べる漫画』と題する本を見かけたんです。それには、人生や勉強に効果があという漫画がピックアップされてるんです。確かに、私もそれってあると思います。娯楽というにはあまりにも高度な内容のものが結構あります。それこそ、子供の時に読んだものの中にもスポーツや友情など、そこから学べるものがありました。最近では、自己啓発本をコミックで読んだ時には、本当にその素晴らしさに感激したものです。だって、文字だけなら絶対に難しくて途中でリタイアしてしまいそうな内容なのに、コミックだから気負うことなく、楽しく最後まで読めたんです。もちろん、その内容はしっかり系列立てて解説されていました。
その本に紹介されているものは、超有名な医療漫画や卓球を題材にしたもの、政治の裏側を描いているものから、受験テクニックが描かれているものや障がいの大変さを描いているもの、西洋文明と東洋文明の対立を描いているものまであって、まさにヒューマンストーリーと言えるものなんです。
そう考えたら、漫画って侮れないです。作者が伝えたいことをドラマチックに伝えていると書いてあるんだけど、全くそのとおりだと思います。文字だけだととても自分のものにできない内容でもちゃんと記憶に残して、心に沁み込ませることができるんですもの。
月別アーカイブ: 2018年8月
私、ヒマじゃないんです
先日の休みの午後のことです。その日は全くのフリーで、こんなにも自由っていいものかと、なんだかウキウキしていました。いつものように時間に追われることもなく、雑誌で見かけたちょっと凝ったフレンチトーストを作ってゆっくりブランチをしました。その後、コーヒーのお代わりを入れて、ソファに移動です。少し前に買った小説をようやく読めるのです。ページを開いて、数ページ読み進めたところで電話が鳴りました。仕方なく立ち上がって電話に出ました。そしたら、女性の声。第一声がなんとも意味不明。ビンの写真? それを最近、雑誌や新聞で見たことないかって。「そんなの見たことがない」って言ったら、「じゃあ、お電話してよかったです」なんて言うんです。思わず「これは一体なんのお電話ですか」って聞いたら、「それを今から話しますね。営業とかじゃないんで安心してくださいね」って。いやいや、そんなことは聞きたくないんですって。今、小説を読み始めたばかりなんだから。だから、説明よりも先に何の目的かを言ってほしいと言ったのに、「大事なことなんでまず聞いてください」って言うから、もうイライラしちゃいました。ビジネスの基本でしょ。まず、結論。それから説明。ラストチャンスで、もう一回「先に話の要点を言ってください」って言いました。でも、女性からは同じ返答でした。「もう無理です。私、ヒマじゃないんです。失礼します」と電話を切りました。せっかく気分よくページを進めかけてたのに。初めから仕切り直しました。ビジネスの基本は守りましょう!