毎日、パソコンに向かう時間が多いからどうしても肩が凝ってしまいます。時々、マッサージに行きたいなって思うけど、それは病気とは違って優先順位からしたらあまり高くならないから、どうしてもそのままになってしまいます。だから、美容室で仕上げのシャンプー後に軽くマッサージをしてもらうのがすごく楽しみだったりするんです。先日もマッサージをしてもらってたら、いつもの担当の人が「ものすごく凝ってますね」って言ったんです。そのときは自分ではそんなに意識していなかったんだけど、肩を揉んでもらうと気持ちいいのなんのって。そしたら、「髪を乾かして仕上げる間にコレを貼っておきましょうか」って彼女が何かを持ってきたんです。私の肩甲骨あたりに貼ってくれたのは低周波マッサージ器だったんです。見た目は薄くて、湿布のような感じ。でもボタン電池で動くんです。それは見た目の薄っぺらさとは裏腹に結構な力で振動します。私の体がビクビクと動いてしまうんですから。そして、その気持ちのいいことと言ったらありません。それまで雑誌を読んでて、ちょうどコラムの途中だったのに、あまりの気持ち良さについウトウトしてしまっていました。結局、コラムは読みかけのまま髪はキレイに仕上がって席を立つことになりました。持ち運びもできるあの低周波マッサージ器は、私が今欲しい物の第一位に浮上しました。
月別アーカイブ: 2018年3月
やっぱり余計なお世話です
先日の朝、職場の最寄り駅のコンビニに寄りました。サラダとおにぎりを持ってレジに並んでいたら、私の前に並んでいた女性が、少し離れたところに立っていた友人らしき二人のうちの一人に声を掛けたんです。「メガネ、もう少し上げた方がいいんじゃないの」って。言われた女性はすぐには意味がわからなかったみたいで、少しきょとんとした顔をしていました。でも、メガネをどうするわけでもありませんでした。それを見た彼女はもう一度言ったんです。「メガネ、もう少し上げたら?」って。けど、たぶん本人にしたら下がっているという意識はなかったみたいなんです。その女性にとってはその位置が『普通』だったんだと思います。私は内心、そんなこと他人から言われることじゃないよねって思っていました。下がってると思えば自分が気持ち悪いわけだから上げるだろうし。たぶん、私の前にいた女性もよかれと思って言ったんだとは思うんだけどね。『ひとそれぞれ』っていう言葉がピッタリの出来事でした。でも、このお話には実は続きがあるんです。その日の帰り、私は偶然にもそのメガネの彼女にまた会ったんです。駅構内のATMに向かっていた私は通り過ぎたカフェでお茶を飲みながら一人で本を読んでる彼女を見かけたんです。本を読んでるその姿にメガネがとても似合っていました。やっぱり今朝のことは彼女にとっては余計なお世話だったんだと改めて感じました。