誰にでも優しくしたいなっていつも思ってますけど、現実には全ての人にというのは、なかなか難しいものです。色んな状況もありますしね。それが、この前行った病院ではどのスタッフさんもすごく優しかったんです。それは、私だけに対することではなく、見ていたらどの患者さんに対してもそうでした。そして看護師さんはもちろん、受付でも待合スペースでも売店でもカフェでも、みんながそうだったんです。
私は待ち時間がだいぶあったからカフェでコーヒーを飲んで、持参した小説を読んでいました。そしたら、女の人の声が聞こえたんです。穏やかな物腰で誰かに話しかけている声です。本から顔を上げてみたら、お店の女性スタッフが、一人のおじいちゃんに話しかけていたんです。そのおじいちゃんが食べたかったものはその時間にはないメニューだったみたいで、それを説明してあげてるようでした。でもおじいちゃんはなかなか理解できなかったんです。それでも、何度も優しく話しかけていました。その様子を見ていると、こっちまで温かい気持ちになりました。あんな風に根気よく苛立たないで説明してあげるのってなかなかできるものではありません。見習いたいなって思いました。でも、本当にみんなが優しいあの病院。患者さんが多いのは、ドクターの腕や最新の医療機器のせいだけではないんですね、きっと。
月別アーカイブ: 2016年10月
眠り姫の原因
私は本が大好きで、特に小説が好きです。でも、気になる物があれば、何でも夢中で読んでしまいます。
先日は家庭の医学という記事を読みました。それは毎回違って色んな内容なんですけど、この前は、「しっかり寝ているのに昼間に眠くなる原因」という記事でした。それを見た瞬間、何? 何? なぜなら、まさにその時の私がそうだったからです。そんなに夜更かししてないのに、仕事をしているとボーっとしてしまって、眠くて仕方がなかったんです。その記事には、いくつかの原因が書かれていて、もちろん病的なこともあったけど、とりあえずそれは抜きに考えて、他に思い当たる節がいくつかありました。まず、仕事で必要な資料を作成しなくちゃいけなくて、寝る直前までパソコンに向かう日が続いていたこと。これは、画面からの強い光を浴びると睡眠の妨げになるらしいです。ブルーライトって言うんでしたっけ。それから、夕食のとり方にも問題があったみたいです。けっこう遅い時間に晩ごはんを食べていたからです。寝る前に食事をすると、その後に消化器官が活動を続けることになるから、内臓が十分に休むことが出来ずに、睡眠の質が下がるらしいんです。そして、何と言っても、運動不足。このところ、まともな運動ってしてませんでしたもの。脳だけを使っていると、体と脳のバランスが悪くなるから疲れがとれないんだそうです。こんな風にいくつもの原因が重なって、昼間にウトウトの眠り姫状態になってたみたいです。その記事を読んでから、ちょっと意識を変えてみました。仕事の資料作りはどうしてもやらないといけない時もあるから仕方ないんだけど、食事の時間には気を付けて、お風呂上りなどにストレッチをして体を動かそうって決めました。あとは、寝る前に読書に夢中になり過ぎないこと。これに尽きますね。