旅に行きたい

以前、美容室に行った時に何となく手に取った旅行雑誌が印象に残っています。それは、日本各地のオススメのお宿を紹介した本で、生きているうちに一度は行ってみたい素敵なお宿がたくさん紹介されていました。また、宿泊情報だけでなく、各地のお祭りや催し物も紹介されていました。パラパラとめくって読んでいたので正確には覚えていないのですが、山間の地方の行事で、村中が風鈴で埋め尽くされる催しが1年に1度あるのだそうです。古き良き町並に色とりどりの風鈴が揺れている写真はとても美しい景色でした。日本の残したい歴史の100景にも選ばれているのだと書いてありました。季節はいつだったか覚えていないのですが、たぶん夏のお祭りの時期だったと思います。職人がたくさんお店を出していて、観光客も一緒にオリジナルの風鈴を作ることができる体験工房のイベントも同時開催されるらしいです。いつか行ってみたい場所です。有名なホテルはたくさんあるけれど、山奥の素適な旅館はなかなか名前が知られていなかったりします。だから、隠れ家的な特別館があるというのも良いところですよね。
こういう特集を見ると、旅に出たくなりますね~。まずは手近な温泉から行こうかなあ。

怖い話としつけ

「おおかみ少年」の話をご存じですか?きっと誰しも小さい頃、両親や保育園の先生など身近な大人から聞かされた経験があるのではないでしょうか?私もよく祖父母から「嘘をついてばかりいるとね、おおかみ少年のように誰も助けてくれなくなっちゃうんだよ」と聞かされていました。その話が怖くて、絶対に嘘はついちゃいけないんだ…と小さい頃の私は思っていました。
こんなふうに、自分の戒めになっている昔話や童話ってありませんか?おおかみ少年と少し似たテイストですが「ハーメルンの笛吹き」なんかも怖かったですね~。夜遅くまで一人で遊んでいると、こんなふうに知らない大人にさらわれてしまうんだよ!と聞かされていたことを思い出します。
子どもの脳にとって、怖いものはいちばんの刺激なのかもしれません。「○○をしたら、こんな悪いことが起こるよ」とおっかない顔で大人に言われた日には、怖くて怖くて眠れなくなってしまいました。単純にお説教をされるよりも、ストーリー仕立てで話されたほうが、より想像してすくなってしまいます。
大人になってから考えると、子どもに効率よくしつけをするための作戦だったんだなあと思いますが(笑)代々伝わる子育ての知恵ですね…。