以前、家のエアコンが壊れてしまい専門の業者さんに来てもらったことがあります。冷房なのに温風が出たり、暖房なのに暖かい風が出なかったり…。そんな状態で、解説書を読んでも素人では直せないと判断し、早々に業者さんを呼びました。業者さんも忙しいらしく、2週間後じゃないと予約ができない状況だったのですが、無事に家に来てもらい修理は完了。どうやら室外機の故障だったようです。
この話を田舎のおばあちゃんにしたところ、「温風が出ないのは、室外機にお湯をかければ直るんだよ!」とものすごくアナログめいた直し方を教えてもらいました(笑)解説書にはさすがに書いてありませんが、冬場は室外機が凍結して暖房が使えなくなる場合が多く、このやり方で試すと意外と成功するのだそうですよ。そんな、映りの悪いテレビを叩いて直すみたいな話があるのか…と半信半疑ですが。
今や家電の使い方がどんどん複雑になり、故障した時に自分で修理ができないケースが多々あります。わざわざ業者さんを呼ぶのも時間がかかるし…。友達に工学部出身の子がいるので、その人を呼んで直してもらおうかなと思うこともあるくらいです…。アナログな方法ばかりでは、修理しきれない最近の家電。新しいものを買う時には、壊れにくいものを選ぶべきかもしれません。
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本のコンシェルジュ
先日、テレビを見ていたら「こだわりの本屋さん」というものが紹介されていました。なにがこだわりなのかと言うと、店長さんがとにかく世話焼き!店に入って本棚を眺めていると「なにかお探しでしょうか?」と声を掛けられ、オススメの本を説明してくれるというもの。まるでアパレルショップの店員さんのようですね(笑)私は静かに買い物をしたい派なので、こういうのはちょっとなあ…と思ってしまったのですが、テレビの中でインタビューされていた男性のお客さんは「息子への絵本のプレゼントを選んでいたので、話しかけてくれてよかった。おかげで良いものが選べた」と話していました。なるほど、普段自分が買わないジャンルの本を選ぶ時には助かるというわけですね。
また、会場にいたタレントさんに「○○さんへぜひ勧めたい本」と店長さんが難しい哲学の本を選んでいました。そのタレントさんは、自分なら絶対に選ばないであろう哲学書を読んで「これは自分にぴったりだ」と言っていました。まさに、本のコンシェルジュといったところでしょう。
その店長さんの言葉で印象的だったのが「命をかけて本を売っている」というもの。この人は、良い本を選んで欲しい一心なのだと思い、私も胸が熱くなりました。こんなお店もあるのね~。