学生時代の友達の家に遊びに行ったときのこと、彼女の家の庭に見慣れないものがぶら下がっていたので驚きました。彼女いはく、ハンモックを設置したのだそうです。それはテレビや本の中で何度か目にしたことがありますが、大きな布が木と木の間に下がっていて、ゆりかごのようになっています。天気の良い日にここで昼寝をしたらさぞかし気持ちの良いことでしょう。
私がハンモックを気にしていると、「使ってみる?」と彼女が勧めてくれました。なかなかこんなものに出会える機会はないので、ぜひ試してみようと思い庭に出ました。最初はバランスを取りながらおそるおそる…だったのですが、布のゆりかごにスッポリ収まるととても安定しました。まるでお母さんに抱っこされて眠っているかのような安心感があります。友人も天気が良いとここで読書を楽しんだり、昼寝をしたりするのだそうです。なんて羨ましい生活!最近は、ハンモックカフェなんていうのもあるそうですよ。カフェの中にハンモックがぶら下がっていて、お客さんも自由に使えるのだとか。でも、他のお客さんの注目の的でしょうね(笑)
予想以上に寝心地が良かったもので、我が家にも欲しくなってしまいました。調べてみます。
月別アーカイブ: 2015年3月
自分に合わせて本選び
何も用事がないときに本屋さんに行くと、ついつい足を運んでしまうのが写真集のコーナーとエッセイのコーナーです。理由は、頭を使わずにサラサラっと読めるから。読む、というよりは、眺めるに近いのかもしれません。美術館で絵画を眺めるような感覚に近いです。
先日、写真集コーナーで見つけたのは「世界の絶景」を集めたフォトブック。世界各地の絶景スポット…海や山や教会、市場、牧場など多岐にわたる風景写真を集めた一冊です。仕事で疲れた夜なんかに読みたい一冊ですね。
エッセイコーナーでは、特に女性の作家さんが描いたコミックエッセイに手を伸ばしてしまいます。文章で書かれたエッセイを読むのも好きですが、マンガだと気軽に楽しむことができますから。「ツレがうつになりまして」とか「ダーリンは外国人」とか、なかなか面白いんですよ。自分の体験ではないけれど、読み終えた後にはまるで自分の体験かのように心に残ります。
疲れたときにはこういったサラっとした本を手に取りたくなりますが、元気があるときには時代小説とかミステリーとか内容の濃いものを読みたくもなります。自分の状態に合わせて本を選んでいるのかもしれません。まるでお薬のようですね。