新刊探し

仕事が休みの日には毎回本屋さんに行きます。朝起きてねぼけまなこで一杯のコーヒーを飲み、朝食は取らずにお昼ごろまで小説を読みながら過ごしています。お腹がすいてくると読みかけの本を持って近所にある喫茶店に行きサンドイッチをいつも食べるんです。そこのサンドイッチは野菜がたくさん入っていて、日頃野菜不足の私にはありがた~いお店なんです。
毎週のように行っているので喫茶店のママさんとも大の仲良しになり、私にとっては第二のお母さんのような存在になっています。ママさんも小説が好きで新刊が出るといろいろな情報をくれるのですが、私はなにを隠そう歴女なのでママさんの読むような恋愛小説を最近では読んでいないんです。
私も昔は恋愛小説ばかり読んでいたのですが、以前テレビドラマで放送していた山内一豊を見て、一豊の妻のお千代さんに衝撃をうけてしまい、それからは戦国武将ものばかりを読むようになってしまいました。ママさんにも一度薦めたことがあるのですが、やっぱり恋愛小説が好きみたいですね。しばらく喫茶店でゆっくりとした時間をすごしてから今度は本屋さんに向かうのですが、私にとっては店に着くまでの間もけっこう楽しい時間だったりします。もしかしたらステキな新刊に出会えるかもしれないと思うと、ちょっとだけわくわくしちゃうから。そんなことを思いながら本屋さんに入ると、正面に新刊コーナーがあるので休日にはじっくり選んじゃいますよ~!

温泉旅行

今年の秋に友達と温泉旅行に行くことになりました。まだ行く先も決まっていないのですが皆行く気マンマンです。私たちが旅行をするときは順番で幹事をする決まりになっていて、今回は私の番なんです。皆の希望をまとめなければいけないので聞いてみると、「海の幸が美味しいところがいい」という子がいれば、「え~っ?やっぱりお肉でしょ」との声も。「せっかく行くんだから寝台列車の旅なんてどう?」(そんな予算無いんですけど)話せば話すほど収集がつかない方向へ進んでくんですが、これが楽しかったりするので恒例になっているんです。
最終的に決めるのは幹事の仕事になるので、この日はお開きにして解散。その足で私は本屋さんに向かい、旅行情報誌を探してみました。そこには40代前半くらいの主婦の方がひとり、鬼怒川温泉の情報誌を見ていました。私も皆が納得してくれるような温泉地はないかといろいろな本をみていると、小学生の女の子がつかつかと歩いてきてお隣の主婦の腕を引っ張りながら「ね~ママ、まだ~?」と言うと、「もう少しだからもうちょっとまってね」と、旅行情報誌から目を離しません。小学生の子はそこから離れ、ゲームソフトのコーナーに向かって行ったようです。同じ旅行をするにしても、なんだか真剣みが私とは違うような感さえあったので、主婦の方が去ったあとに、私は彼女が見ていた情報誌を買って帰りました。もちろん、温泉の行き先を彼女に見習うためです。皆喜んでくれるかな。