コミック専門フロアで存分にお買い物

本屋で久々に大量の買い物をしました。購入したのはコミックです。大型ターミナル駅にある地域密着型書店を訪れた時に、コミック専門フロアを見つけたのでした。以前からたまに利用していましたが、改装をして新しくなった店内に魅了され、ついつい足を止めたのであります。そして木目調なシックな作りのフロアにたくさんのマンガが並んでいたのを見た時、買い物欲が沸々と沸いてきたのでした。新刊から名作まで品揃えも豊富で、何を買おうかと悩みながら選でいたら、心が踊ってしまいすっかり時間を忘れてしまいました。売り場にある商品を網羅するようにしっかりとチェックしながらも、以前から購読していた単行本を買ったのでした。2つのタイトルで合計5冊を手にレジへ向かいました。嬉しいことに財布には以前いただいた図書カードが入っており、それを使って支払いを済ませまたのでした。その後急いで近くにある喫茶店へ行き、真剣に読み耽りました。購入したマンガは食べ物に関する作品だったため、お昼ご飯を食べた後にも関わらず無性にお腹が空いてしまいスイーツに手を伸ばした次第です。あの日からマンガへの思いは再加熱したようで、時折単行本を購入しては読み耽る日々が続いております。

犬の能力が凄すぎる

犬には素晴らしい能力が沢山あることは以前から知っていました。今までにも色んな本や雑誌で読んできたし、実際にうちのワンコを見ていても感じることがあります。けど、先日、読んだ記事には驚くような能力が載っていたんです。嗅覚や聴覚などが優れていることは誰でも知っていますよね。でも、それだけでなく、不思議とも言える様々な能力があるようなんです。
その記事によると、主人の痙攣発作を感知できるというのです。発作の数十秒前から1時間前くらいに、主人に知らせる特別な反応をすることがわかったんだそうです。それは、嗅覚や聴覚に由来するものなのかどうかわからないけど、確かに何かを感じているらしいんです。そういえば、うちのワンコだって、ものすごく空気を読みますし、私の気持ちは十分感じ取ってるように思います。
それに、嗅覚で驚いたことに、訓練された犬はなんと98%の確率で癌患者を見分けることができるというのです。人間にはわからないけど、汗や呼吸の匂いから感知するようなんです。鼻が利くとは思っていましたけど、そこまでとは思いませんでした。同じく匂いでは、糖尿病患者さんや出産を迎える妊婦さんの役に立つこともできるらしいです。糖尿病患者さんの場合、低血糖時の匂いを感じ取ることができるんだって。妊婦さんに関しては、出産間近に出るフェロモンの匂いがわかるようです。だから、そういった訓練もされているんだそうです。
そう考えたら、警察犬や介助犬以外にも将来は病院などでも活躍しそうですよね。ワンコが大好きな私は自分のことのように嬉しくなりました。そして、なんだかうちの子までが凄い能力を持っているかのように思えて改めて可愛くなりました。

東西南北が無理でした

先日、仕事で出かけた場所が少し前に読んでいた小説の舞台になっていたから、ちょっとワクワクしていました。なぜなら、その小説には地理的なことがすごく沢山出て来ていたからです。観光名所だったり、通りやお寺の名前、お店の名前だったりと、本当に色々です。そして、それらが全て本物なのか、ある程度は作り物なのかは行ってみなければわからないといった感じだったんです。もともと少しはそのあたりを知っていた私は、明らかに実在している通りの名前やお寺の名前があるから、もしかしたら全部が実在しているんじゃないかと思っていたんです。
もちろん、遊びに行っているのではないんだから、初めから真相を確かめに行くわけにはいきません。でも、仕事の用事を片付けてしまえば、少し時間に余裕がありました。そうなれば、確かめずにはいられません。
カフェでお茶を飲みながら、本のページをめくってみます。通りの名前を確認しながら物語に出て来る建物やお店を地図と目で探してみます。けど、方向音痴の私は、小説の中に書いてある東西南北がわからなかったんです。実際にどっちの方を指しているのか。駅だとかデパートだとかは、間違いありません。けど、○○通りから西に向かうと……となると、さっぱりわからなくなるんです。そうこうしているうちにタイムリミットでした。残念。私一人では無理だとわかったから、今度は友人と来てみます。もしくは、職場の誰か、方向音痴ではない人と。

あの行列はなーに?

毎日通る場所でも気づかないことってあるものですね。先日、いつものように電車での読書タイムを過ごしていたときのことです。友人が貸してくれた話題の小説だから、かなりのペースで読み進めていました。そして、途中の駅に停車したからふと顔を上げたときのことです。私の目に飛び込んできたのは、ホームにできた行列です。明らかに電車を待っている人じゃないんです。一列に並んでいます。見慣れない光景に思わず、その行列の先を探しました。そしたら、そこには小さなショップがありました。旗が上がってるのが見えて、「○○プリン」って書いてあったんです。「まさか!」と思いましたけど、そのお店に並んでるみたいなんです。たまに行列ができる人気のお店ってありますけど、そこは駅のホームです。それもみんな電車に乗るついでに買うという感じじゃないんですもの。けど、いつからあんなことになっていたんでしょう。今まで全く気づきませんでした。毎日通勤で通っているのにです。座っているときは本に熱中していることが多いけど、もちろん立っているときもあります。
けど、気になります。どんなプリンなのか。だって、ホームに並んでいるんですよ。わざわざそこに来てる人の方が多いように思いますし。その日はずっとその光景が目に焼き付いていました。降りたことがない駅だから、よけい興味が湧くんです。今、その駅にいつ降りてみようかと計画中です。

彼女があまりにも変わってなくて

先日の週末、いつもより早い時間の電車に乗りました。かなり空いていたから楽々座ることができました。乗り換えまで10分足らずだったんだけど、もうルーティンのようにバッグから本を取り出しました。ほんの少しの時間でも、やっぱり読みかけの小説があれば、その続きを読みたいです。先日もそう思いながら、本を開こうとしたときです。私の斜め左側の少し先に座っている女性に見覚えがあったんです。でも、かなり以前のことなのに、彼女の外見はほとんど変わっていませんでした。だから、似ているだけで別人かもしれないと思ったんです。チラチラと数回見たけど「他人のそら似かな」と考えて、視線を本に向けました。でも、やっぱり気になります。私は本をバッグに入れて立ち上がりました。そして、思い切って声を掛けたんです。間違っていたら謝ろうと思いながら、空いていた彼女の隣に座って、「○○さん?」と。彼女は思いがけず声を掛けられたという感じで少しポカンとした表情でした。でも、「はい、そうですけど……」という答えに一安心でした。「私、△△です」と言った瞬間に「あ!?」とわかったみたいでした。乗り換えてからも行き先が途中まで同じだったから、久しぶりに懐かしくお話ができました。でも、私のことが分からなかったということは、「私は変わってしまってたのかな」と思うと、後になって、どう変わっていたのかがすごく気になってきました。彼女の場合は、あまりにも以前のままで若かったから別人かと思ったのにね。だから、私を見てどう思ったのか、ずっと気になり続けています。

キュートな傘、探索中

先日、朝は快晴だったのに夕方にはまるでずっと降っていたかのような雨になりました。舗道からも雨の匂いが立ち上っていました。職場から駅に向かっているときにすれ違った旅行客らしき人たちは、傘を持っていなかったのか濡れながらキャリーバッグを引っ張っていました。私は傘をさしていたけど電車に乗ってしまえば、今度はそれが邪魔になります。そう考えただけでちょっと憂鬱になってしまっていました。小説なら、こんな日でもロマンチックな出会いがあったりするんですけどね。主人公がそんな天気を憂鬱だなって思っていても、何かのきっかけで物語はドラマチックに展開していきます。けど、現実はなかなかそうはいきません。そんなことを考えながら駅前の広場まで来たら、こんな天気だというのにかなりの人が立っていました。待ち合わせでもしてるのかな。そのとき、一人の女性がさしていた傘に目が留まりました。なんてキュートな! ブランド物のような高級な物じゃなくてビニル傘です。でも、そこに描かれてるのは可愛い子ネコだったんです。色使いもとってもポップでした。あんな傘を持っていたら、雨の日だってテンション上がりそうです。思わず駅ナカショッピングモールで探してしまいました。でも、あいにく見つかりませんでした。それからというもの、気になって気になって仕方がなくて探し続けています。あぁ、どうか見つかりますように!

こんなに青空

先日、電車に乗っていたら車窓から見えたのは、抜けるような青空。雲ひとつない、何のかげりもない青空がビルとビルの間を隙間なく埋めていたんです。そんな景色は私の心を解放的にし、仕事に向かうテンションが一気に上がりました。そして、車窓を流れるその風景を見ていたら、ある小説の表紙を思い出しました。全く混じりっ気のないブルーが印象的なその表紙の本は、コメディタッチのミステリーでした。随分前に読んだ小説だから、その存在自体が全く頭になかったのに鮮明に思い出しました。記憶ってそんな風に呼び覚まされるものなんだなって改めて実感しました。
その日は電車から降りてからも、頭の中はその小説の表紙の写真は離れないし、主人公の女の子のセリフまで浮かんでましたしね。空を見上げるとやっぱり清々しくて……今度は、仕事に行くのがもったいないような気がしてきました。けど、雨の中を歩くのとこんな風に快晴の日差しを浴びながら歩くのとでは、気持ちは全然違います。電車を降りて駅から職場までの道を足取りも軽く、吹けない口笛さえ吹けるんじゃないかと思えるくらいでした。
結局その日は一日中、とっても気分良く過ごすことができて、仕事もすごくはかどりました。やっぱり朝の気分は大事ですね。ブルースカイ効果は絶大です。

マジックかと思ったら

この前、職場のみんなと食事に行った時に、マヌケな一面を披露してしまいました。食事といっても、行き先は居酒屋さんです。先日は、串焼きがメインのお店に行ったんです。いつものように男性陣はまず『ウコン』を飲んでいました。ただ、その『ウコン』なんだけど、乾杯のビールで飲んでるから、それって大丈夫なのかなって心配になります。ビールでそんなものを飲んで効き目があるのかと、疑いたくなります。けど、久しぶりの集まりだったから、みんなのテンションの高いことといったらありません。もちろん、その中には私も入っています。話題は仕事のこともあるけど、男性のゴルフでの失敗談や武勇伝、私たち女性は映画の話など、とにかく次々と途切れることはありませんでした。そんな中で、一人の女性が「話題の映画の原作を読んだら、映画よりそっちの方が良かった」と言ったから、その小説の話になりました。私もその原作を読んでいたから、彼女と私が解説役になって多いに盛り上がりました。私はスマホの中に電子書籍で持っていたから、それを開いて一節を紹介したりして、すごく楽しかったんです。そして、そこまでは順調だったんです。でも、そのお店を出て、みんなで歩き始めたときに、お店に人が追いかけてきたんです。「お姉さん、これ、落としてましたよ」って。見ると、そのスタッフさんの手には見覚えのある封筒が。「え、どうして?そこに?」私はまるでマジックを見ているようでした。だって、その封筒は、私がバッグに入れていたものなんです。1万円が入っていて、千円札にくずしてから金庫に戻す予定のお金だったんです。どうもスマホを出すときにバッグから落ちたみたいなんです。やってしまいまいた。自分のお金じゃないのに紛失するわけにはいきません。優しいお店の人に感謝、感謝の出来事でした。

最近になってわかりました

以前、読んだ小説の中に車が大好きな女性が登場しました。とにかく、新しい車が発売されると血が騒ぐと話してしました。乗ってみたくて仕方なくて、とにかく買う気がないのに試乗会に出かけるんです。私も車を運転するのは嫌いじゃないけど、その小説を読んだときには、彼女の気持ちがわかるようなわからないような……といった感じでした。でも、なんだか最近になって、なんとなくその気持ちがわかるようになったんです。テレビのCMを見ていたら、「乗ってみたい!」って思っている自分がいることに気づいたんです。いつの間にそんなことを思うようになったんでしょう。どこかで展示してある車を見かけたら、もう乗りたい衝動がハンパないんです。その気持ちは自分の所有物にしたいというより、純粋に運転してみたいって思うだけなんです。別にスピードを出したいわけでも、サーキットレースに参加したいわけでもないです。普通にドライブしてみたいだけなんですよね。私、あの小説の女性の心境に少し近づいちゃったのかもしれません。こういう気持ちを充たすのって、どうしたらいいんでしょうね。『レンタカーを借りて乗る』とか、でしょうか。普段レンタカーなんて借りないけど、最近はすごく安く借りられるみたいだから、これって趣味になりそう。なんだかワクワクしてきました。

宇宙ってワクワク

時々、新たな惑星が見つかったとか、地球以外の星にも生命の存在の可能性があるとNASAが発表したというニュースを耳にします。そんな話題には本当にワクワクしてしまいます。私は子供の頃から宇宙にはすごく関心があります。と言っても、学問の方は全く苦手なんですけどね。どちらかというと、ファンタジーの世界です。小さい頃から宇宙からやって来た人が地球で主人公と出会うというような物語が大好きでした。今でもタイムリープするものや宇宙にまつわる小説は面白くて夢中になってしまいます。宇宙はあんなに広いんだから、私たちが知らないところ、地球以外にも生命はいるはずだと思いますしね。それは夢だと言われたこともありますけど、夢でもなんでもいいから、信じてるんです。
実は中学生のときに、同級生のひとりの男子のことを、本当は地球に紛れている宇宙人なんじゃないかって思っていたんです。いえ、今でも半分くらいの確率でそんな風に思っています。これは、ものすごく失礼なお話かもしれないので、もちろん当時も今も家族以外には発表はしていません。そして、他人がこの話を聞いたのなら、空想少女だった私が小説の世界と現実の世界を混同していたに違いないと言われることはわかっています。でも、真実はわかりません。そして、NASAの発表のたびに心が踊るのは、今も昔も変わっていません。