雨の日の過ごし方

しばらく雨が続くようです…出かけたいところがあったのですが雨というだけで行きたい気持ちが萎えていきます。日傘は苦じゃないのですが、雨用の傘は大きいですし、歩く人みんなが傘をさしていると狭くて怖いんですよね。濡れた傘を持ち歩くのも億劫ですし…。先日買ったばかりのロング丈のワンピースにお気に入りのパンプスで出かけたかったのですが、それはまたの機会にしようと思います。
そうなると極力お家でのんびりですかね。雨の日は湿気が多いので埃が舞わないから掃除するのに向いてるって聞いたことがあります。洗濯ができて窓開けて喚起もできる晴れの日に掃除しがちだけど雨の日掃除もいいかもしれませんね。ピッカピカに掃除した部屋で雨の音をBGMに美味しいコーヒーをいれて小説を読むのは良いストレス発散になるかも!
雨の音って癒されるし、歌詞がついた音楽を聴くよりもずっと物語に集中しやすいです。ついつい憂鬱になりがちですが、こうしたら楽しいかも?って毎日を工夫して生活できたらいいですよね。
ちなみにどの本を読むかはまだ決めていませんが私の場合は本棚の整理を始めるとアレも読み返したいコレも読み返したいってなっちゃって全然時間が足りなくなってしまいます(笑)

連休は本棚整理と懐かしの映画

先日の大型連休中に押し入れや本棚の片づけをしました。お気に入りの本を見せるように飾ってみたり、しばらくは読まないかなって本は奥に入れたり、押し入れ行きになったり、衣替えならず本替え?(笑)けっこう作業に時間がかかってしまいましたが終わった後はすごくスッキリして気持ち良かったです。
押し入れからずっと昔に観に行っていた映画や舞台のパンフレットの束が出てきた時は懐かしさでついつい手が止まってしまいました(笑)押し入れに入れっぱなしにしていたので特に折り曲がったり色褪せしている感じも無く、もしかしたらマニアに売れるかなぁ?なんて某フリマアプリで相場を見てみるとそこそこ売れそうな感じでした。
存在を忘れていたくらいだしこれを機に断捨離か…でも見るとやっぱり懐かしくて当時の感動した気持ちや思い出を想うと手放し難い…本当に困った優柔不断っぷりです。しかも結局またそのまま押し入れにしまう始末。ミニマリストには程遠いですね。
連休最後は出てきたパンフレットに触発されて懐かしの映画を観てゆったりと楽しい時間を過ごしました♪映画館に来た感じを出すためにポップコーンとコーラも用意しましたよ(笑)まだなかなか映画館は行きづらいですが自分で工夫して良い時間を過ごすのは大事ですね。

ようやく購入できた絶版になった本

ずっと欲しかった絶版になっている本をネット通販で購入することができました!コミック本なのですが、すごく好きな作者さんの作品で、知った時にはもう既に絶版になっていました。本屋さんはもちろんいろんな中古屋さんにも通い、ネットでも出品されたりしてないか小まめにチェックすること数年…ようやく見つけることができました!届くのがとっても楽しみです!
購入完了メールにも一喜び、業者の購入確認メールにもまた一喜び、そして商品発送しましたのメールでまたまた一喜び。もう明日には届くでしょうか?楽しみ過ぎて発送状況や追跡番号を何度も確認してしまいました。そんな10分や30分じゃなにも変わらないのは分かりながら「もう発送されたかな!?」「今どのへんかな?」なんて全く落ち着きません。本当に手元に届くのが楽しみです。早く読みたくてたまりません。諦めず探し続けて良かったです。もう何年も探し続けた本ですから、中古であっても大切にしますと思います。
本好き仲間に自慢の連絡をしてみたのですが「気持ち分かるよ、おめでとう(笑)」と返信がきていました。
1冊のコミック本でこんなにドキドキワクワクできるなんて私は幸せ者ですね(笑)

新しい趣味は4コマ作成?

なんとなく4コマ漫画を描いてみました。日常のなんでもないけど思い出すとふふっとしたことを何かかたちにして残しておきたいなぁと思ったので机にあった紙とボールペンで下描きなしの一気描き!別に大したものではないんですよ。紙はただのメモ帳で、ものさしが無かったので枠線はゆるゆる。絵心だってそんなすごいあるわけではないんです。ほんの暇つぶしみたいなものです。
でも、描き始めるとなんだか無心になれて完成後はちょっとした達成感がありました。特別上手では無いけれど味があっていいじゃない!かわいい!かわいい!!と自己評価は高し(笑)
これからも気が向いた時に描いていこうかな?趣味:4コマ漫画作成?笑
漫画家さんでは無いから締め切りに追われるようなプレッシャーが無いのがいいです。どこかに発表するでも無いので好きなように自由に描けますしね。へたくそでも自分しか見ないのだから全然OK!
本当にただの趣味で描いてますってくらいの方が気負わず続けられるかもしれませんね。そして十年後とかに自費で本にしたりして(笑)もちろん冗談ですが、新しい趣味を見つけられたような気がして少しわくわくしています。すぐに飽きちゃってもこの4コマを描いた紙はずっととっておいて忘れたころに「ふふっ」ってしたいなって思います。

学園祭で楽しいひと時を送りたい

学園祭。この言葉を聞くと、なんだか心がワクワクしてくるものです。生徒達が手掛けた一年に一度のイベントでもあり、それぞれの学校によって特色は様々なため、その空気に触れるだけでも存分に楽しい時間を過ごすことができます。私も過去に何度か訪れたことがありますが、屋台の焼きそばやフランクフルトに舌鼓を打ち、お芝居やイベントを観ているだけで十分にパワーを頂けたことは良い思い出です。特に心に刻まれているのは校舎をフル活用して催されたファッションショーで、華やかさと美しさはまるで本場のショーをも引けを取らないほど素晴らしいものでした。
さて先日、芸大での学園祭について書かれた本を読みました。音楽や美術を学ぶ者達が取り組むそのイベントは、とっても個性的でユニークなため毎年訪れる人が後をたたないそうです。例えば定番のミスコンも一味も二味も違う趣向でおこなわれるそうで、エンターテイメントと芸術性が相まっているとのこと。ありきたりなイベントでは終わらせず、表現することに高い比重を置いているところから、芸術への高い志を知ることが出来ました。私もいつか訪れてみたいと書籍を読みながら強く感じております。何故ならばどんなことにも「こだわり」を持つことを忘れない者達が手掛ける企画は絶対面白いと思うからです。いつの日かそんな熱い祭りに出会うことを夢見つつ、楽しい想像に胸が膨らむのでした。

心揺さぶられた三味線の音

ずっと昔ですが青森の郷土料理を食べに行ったことがありました。青森と言えばねぶた祭りや恐山など言わずと知れた観光地や祭りなどがあります。また美味しい魚介類やりんごなど、抑えておきたい食べ物もたくさんあります。その時訪れた料理屋さんでは、美味しいせんべい汁や海鮮丼に舌鼓をうち、とても幸せなランチタイムを過ごすことができました。またその食堂では津軽三味線の生演奏もおこなわれており、迫力ある音色に心奪われたのでした。女性が一人ステージに登場し、荒々しくも繊細に弦をかき鳴らす姿はまさに圧巻でした。そのため海鮮丼を口に運ぶ箸が止まり、気がついたら太くてずっしりとした演奏に釘付けになっておりました。
今まで弦楽器について興味があり、音楽家が手掛けた本などを読んでみたこともありました。元来ロックを好んでおりギターやベースに興味があったため、ミュージシャンがどんな風に楽器と向き合っているのか非常に興味があったため、書籍を通して学んだことは数多くありました。しかしながら弦楽器でもある三味線は今まであまり知る機会がなかったので、その経験は貴重だったと感じます。
今急激にそのことを思い出してせっかくなのでこれを機に日本の文化や郷土に根付いた楽器についても少しずつ学んでみようと思っています。美味しいその土地の料理と心に響く音楽があれば、きっとそれだけで十分心が満たされますよね。

おしゃれタウンでのお買い物は魅惑がいっぱい

土曜日の昼下がり、おしゃれな雑貨屋さんがある町へ行ってきました。この町には美味しいレストランやカフェやセレクトショップなども並んでおり、一日では網羅できないくらいに魅力的なショップ達が軒を連ねておりました。こうした町を訪れると私は決まって書店を探すことにしています。この日も到着して早々、個性的でいかにも面白そうな作品を取り扱っていそうな古本屋を発見し、何冊か購入しました。幸先のよいこともあって、「今日はきっといい出会いがある」というささやかな希望が湧いたのでした。その直感は当たり、友達に連れて行ってもらった雑貨屋には、インテリアグッズに美味しそうなスイーツ、料理によいスパイスを与えてくれそうな調味料、また暮らしについて書かかれた書籍などが売られており、まさに今の私の求めているものにぴったりなショップでした。本はまとまったところに置かれているわけではなく、棚に並ぶ商品にあった作品達がその横に並んでおり、ディスプレイも斬新だと感じました。以前からよく知る著者が書いた随筆や料理研究家のエッセイ、また女優さんが手掛けた日記など、のどから手が出てしまいそうなほどに購買意欲を欲したものです。何冊かのエッセイとショップの片隅で屋台のように展開されていたカフェで手作りキャロットケーキを購入し、家路に着いたのでした。この夜クリームチーズとシナモンたっぷりの濃厚なキャロットケーキを食べながら、戦利品と称した本達を眺め一人ごちしたことは言うまでもありません。

体は資本です

「体は資本」というフレーズは当たり前だと思うが故に、健康な時は甘んじてしまい、体が発している信号に気付かずにいることが多々あります。しかしながら風邪を引いたりすると、健康のありがたさを強く思い知らされ痛感させられるものです。
以前少々不規則な生活がたたり、熱を出した時のこと。節々や頭が痛くて身も心も重く、なんだか気持ちがずっしりと凹んでしまい、ムチを打つようにこきを使ってしまった自らの体に深く詫びたことが思い出されます。私はあろうことか、ここぞとばかりに読書をしようと目論んだのですが、本を開くことは全くできずただ眠気に任せて寝ていたことは言うまでもありません。本を読むこと、音楽を聴くこと、お酒を飲むことなど、日常生活を楽しむためにはやはり体が資本だということを、風邪が教えてくれたことは良い経験だったと思っています。
このことがきっかけとなり、あまり自分に厳しくなり過ぎず、疲れたらぐっすり眠り、バランスの良い食事を積極的に摂っていこうと強く心掛けるようになりました。またメンタルもフィジカルもバランスよく保たれていることが、いいコンディションなのだと改めて感じ、生きることの奥深さを知る気付きとなったことに感謝をしております。

日曜日の夕方に読みたいマンガ

日曜日の夕方に週末について書かれたマンガを読みました。この作品はまるで詩のようでもありまた小説のようでもある、非常に文学的なところがお気に入りです。短編から構成されており、登場人物達の普段とは少し違う日常の様子が描かれております。そのためクスっと笑ってしまうようなユーモアもあり、なんだか私自身がとても不思議な経験をしているような感覚を覚えるのです。最もお気に入りなのは、臨終の訪れを目前とした真面目一辺倒に生きてきた男性が、いきなり病院のベッドから起き上がり、まるでラップのように過去の恋愛遍歴を語るものです。大人向けのシュールなラップを読んだ時、部屋の中で大笑いしてしまったほどでした。恐らく絵に描いたような真面目さと誠実さがありながらも、心の中には色々な鬱憤が溜まっていたのだろうと感じました。それが臨終の時に垣間見えてしまったところが滑稽で非常に面白かったのです。他にも恋愛のもつれで少々痛いことになってしまう登場人物達が出てきますが、どれも後味がとてもさっぱりとしたお話になっているので、まるで漫才の小ネタのようにサクッと読むことができるのが、最大の魅力なのではないかと思います。翌日からスタートする新しい一週間を楽しく迎えるためにも、このマンガは私のマストアイテムとなっています。

シンプルに暮らし丁寧に生活を見つめること

日々の何気ない生活を丁寧に送ることができる女性は素敵です。忙しさや沸き起こる苛立ちや不安に身を任せてしまい、暮らすことをおざなりにしてしまうことが多々ある中で、凛とした気持ちを保つことは非常に難しいことだと感じます。暮らしについて深く考えるようになったのは、年を重ねながら培われた経験からからもしれません。こうした気持ちを持つようになってからというもの、いつも目の前にあることを楽しみながら地に足を着けて送ることをより一層真剣に考えるようになりました。
今読んでいるエッセイは、私が大好きな一本の小説を手掛けた女性作家が書いたものです。食べることや生きることの奥深さを心の底から感じたあの小説を読んだ時、作者のことをもっと知りたいと思ったことを今でも覚えております。そのため現在読んでいるエッセイを手にした時、嬉しくてワクワクとした気持ちになったものです。随筆を読み進めてゆくうちに、あんなに素晴らしい物語を書くことができるのは筆者が「生命と暮らし」をしっかり見つめているからだと知りました。ここ最近の私は暮らす上で大切なことを見失いつつあったため、忘れてはいけないことを改めて教えてくれているように感じています。
消費の欲に任せて買い物をすることや豪華な食材に舌鼓をすることも楽しいものですが、一旦足を止めてシンプルを追及してみることで知る幸せもあるもので、こうした試みが新しい感覚や価値観を育むよきチャンスにもなると感じます。このエッセイは、自分らしく生きることを改めて見つめ直すよい機会を与えてくれたのでした。